13th スクラッチ -8-
ついに炸裂したDJストームの新必殺技、コズミックスクラッチだったが…
14th スクラッチにつづく
-13th スクラッチ 用語解説-
●美盤倶楽部
DJ ROSANJINが開催するパーティ。ROSANJINが認めた者だけの会員制で、政財界、金融界を始め業界の耳が超えた紳士淑女が集い、会員というだけで大変名誉な事とされる。だがエントランス料が10万円と高く、入会にも厳しい審査がある。多くのDJが回すことにあこがれる場所でもあるが、こちらも会員と同様何人もの空き待ちがいる。David Mancusoに敬意を表し、パーティの飾り付けは主にバルーンで行われる。
●コズミックスクラッチ
DJストームの新必殺技。スクラッチの速度が音速を超え光速に達する事により、レコードの音が光となってフロア全体を包み込む。同時に摩擦で歪んだレコードは再形成され、新たな楽曲へと進化。炎のスクラッチのように、レコードが熱で使い物にならなくなるという事もない。そのきらめきと人間の可聴領域を超えた音質は、人々の心に根源的な感動を与える。
●David Mancuso(デビット・マンキューソ)
60年代末から自宅でプライベート・パーティ「THE LOFT」をスタートさせたDJ。その後も引っ越しと休止期間を挟みながらパーティの開催は続けられている。選曲はアフリカ/ラテン/レゲエ/ソウル/R&B/ファンク/ロックなど多岐に渡り、カテゴリーに捕われない選曲はラリー・レヴァン、フランソワ・Kを始めとする後続のガラージ/ハウスDJたちに大きな影響を与えた。
当時は繋ぎを含めたmixを一切行わず、1曲1曲を重視し、原音の忠実な再生を重視するサウンドシステムを構築した。
「俺はミュージシャンたちが最初に吹き込んだグルーヴ感を、そのまま人々に伝えようとする。曲に雰囲気やグルーヴがあるとすれば、ミキサーが無くてもそれは自然と生きてくるもの」と彼は語る。
参考:HOUSE LEGEND(文芸社刊)
(David Mancuso live)
http://www.theloftnyc.com/
(LOFTのサイト)
●City, Country, City / War
1969年にカリフォルニアで結成されたファンクバンド“War”による不朽の名曲。下北沢にある曽我部恵一氏がオーナーのカフェバー兼中古レコードショップ「CITY COUNTRY CITY」の店名は、この曲に由来している。
●STAY FREE / ASHFORD & SIMPSON
ニック・アシュフォード、ヴァレリー・シンプソンによる夫婦デュオ。66年、レイ・チャールズに「Let's Go Get Stoned」を提供し全米R&Bチャートで1位を獲得。その後MOTOWNと契約。マービン・ゲイ&タミー・テレルの「Ain't No Mountain High Enough」、ダイアナ・ロスの「Reach Out And Touch Somebody's Hand」等、ガラージクラシックにも繋がる曲を多数生み出した。その後も70年代後半から80年代にかけて数々のディスコ/ソウルナンバーをリリースし、2009年ブルーノート東京に初来日。「STAY FREE」はDavid Mancusoもヘヴィー・プレイし、コンピレーション「The Loft」に収録された。
-13th スクラッチ おまけ-
4thスクラッチのおまけ「パーティをやろう」では酔いに任せて
言いたい放題、業界のヒンシュクをかいまくったメガネですが、
今回は懲りずにレーベル運営に関するあれこれを記事にまとめたようです!
全てフィクションである事をくれぐれもご理解頂ける方のみお読みください!
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2010.09.27
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