16thスクラッチ -4-
ヘド・ビシャスの失神により試合に勝利したメガネだったが…
17th スクラッチにつづく
-16th スクラッチ 用語解説-
●God Save The Queen / Sex Pistols
Sex Pistolsは、1970年代後半に結成され、反体制的な歌詞と過激なファッションで注目されたイギリスのパンク・ロックバンド。エリザベス女王の顔に安全ピンを刺したジャケットも衝撃的だった「God Save The Queen」では、女王を低能と罵りBBCによって放送禁止となったが、全英シングルチャートで初登場11位、翌週には2位を記録する。曲のラストで連呼され印象的な「No future」というフレーズは、この曲が作られた当初のタイトルであったという。
●NIGHT IN MOTION / CUBIC 22
Danny van Wauwe、Jos Borremansによるプロジェクト、CUBIC 22。91年、ベルギーのBig Time Internationalから発売されたこの曲は、その後XL Recordingsからライセンスされ、91年のUKダンスミュージックチャート6位を飾り、デステクノ/レイヴミュージックの金字塔となった。「Dance Dance Revolution 4th Mix」にも収録されていたので、そちらで記憶されている読者の方も多いだろう。
●機械がどんどん廻る廻る / 町田町蔵
日本のパンク歌手/文筆家である町田康(旧芸名:町田町蔵)は、セックスピストルズに影響されバンド活動を開始。腐れおめこ/INUなどのバンドを結成。1981年にINUのアルバム「メシ喰うな!」で歌手デビューする。1986年に“町田町蔵 FROM 至福団”名義でカセット・ブックとしてリリースされ、その後91年にCDで再発された「どてらいやつら」に収録された本楽曲は、初期より取り入れていた打ち込み/インダストリアル要素の濃い楽曲に合わせた町蔵の語りが、狂気すら感じさせる仕上がりとなっている。
●架神恭介
日本のパンク歌手/文筆家。文筆活動では、音楽、宗教、マキャベリズム、フィクションなど、幅広いジャンルを手掛け、代表作の「戦闘破壊学園ダンゲロス」を始め、多数の著作を持つ。また、自らもパンクロッカーとして活動するなどパンク文化にも造詣が深く、2005年に発行された「完全パンクマニュアル はじめてのセックスピストルズ」には、DJイオ、パリッコ共に多大なる影響を受けている。
架神先生には今回、クラブDJストーム-16thスクラッチ-において、パンクロックDJ“ヘド・ビシャス”の行動監修をお願いしました。ここに深く感謝致します。
架神恭介ワークス
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2014.03.12
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