6th スクラッチ -10-
不運にもウインドの右手を襲った雷だったが…
7th スクラッチにつづく
-6th スクラッチ 用語解説-
●ホーク君
ヒメクマタカ(ワシタカ目ワシタカ科、学名:Hieraaetus pennatus)、オス、13才。DJウインドの唯一の友。
●ラムライダー
作中では、ラムネとサイダーを5:5の割合でかけ、真ん中にライムをあしらったメガネのオリジナルかき氷。同名のアーティスト「RAM RIDER」は、日本の若手の中でも今最もイケイケなダンスミュージッククリエイター/シンガー/DJ。ディスコハウス調のトラックを中心に、リリースしたほぼ全曲がアンセム級の名曲というすごい人。
●バレアリック
1980年代の終わり頃より、ダンス/パーティーカルチャーの聖地として発展したスペインのイビザ島で生まれたダンスミュージックのスタイル。当時イビザの中心的クラブ「アムネシア」で活躍していたDJ ARFREDらが、ダニーランプリング、ポール・オークンフォルドと言ったDJたちに影響を与え広がっていった。特定のカテゴリにこだわらず、オープンマインドな精神に基づいたミクスチャーな選曲が特徴。それ故個人による解釈の幅も大きいが、その根本はイビザの自由な空気を再現する物である。
「ロックからハウス・テクノ、ソウルに至るまでをミックスして、あるテイストのもとプレイできるようなクロスオーヴァーな要素を持った音楽。パーカッシヴなもの、ユーロテイストなものが望ましい。基本的にテクノ、ガラージと定義できるものには使わない。」(「クラブミュージックの文化史」より引用)
●Sueno Latino / Sueno Latino(1989)
イタリアのユニット「Sueno Latino」による、アンビエントハウスの始祖とも言うべき曲。世界的な大ヒットを記録し、元ネタとなったマニュエル・ゴッチングの1984年の作品「E2-E4」の再評価のきっかけにもなった。あのDerrick Mayもこの曲のリミックスを手がけており、テクノファンの間でもクラシックになっているぞ!
-6th スクラッチ おまけ-
お馴染み作中ミックスシリーズ、
今回は敵DJ、ウインドの作中プレイを再現しました!
期間限定でアップ致しますので、こちらのミックスをBGMに、
是非ストームの世界をさらに深くお楽しみ頂ければと思います。
6th スクラッチ / DJ ウインド(MP3 約36MB)
01.second hand / underworld
02.sabor de verano(way out west mix) / jose padilla
03.whisper loudly(tribal winds mix) / antonio ocasio
04.offshore / chicane
05.come together / primal scream
06.give me some love / love corporation
07.la passloara / the blow monkeys
08.New wind / takizawa kentaro
09.Melolady(yuta suzuki mix) / HAAP
10.sueno latino(the paradise version) / sueno latino
11.sunset at the cafe del mar / tabuka rasa
★次回、ストームたちの夏はまだ終わらない!?
2007.07.27
| Comments(4) | Trackback(0) | 6th スクラッチ
